2024年4月
「くらりか」では、2023年度に株式会社リブネット様のご支援を受けた理科教室を、5教室開催しました。 東京都で1教室、埼玉県で2教室、千葉県で3教室です。 ご支援いただいた教室には合計で147名が参加者しました。 アンケートではほぼ全員が「楽しかった」と答えております。 写真は左から順に2023年12月の「ホバークラフト」教室(東京都八王子市)、 2023年7月の「ポンポン蒸気船」教室(千葉県浦安市)、 2024年1月の「化学ペン」教室(千葉県千葉市)の様子です。
2024年3月
「くらりか」では2023年度に株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室10教室を開催しました。
首都圏 (千葉県)で2教室、中部圏 (静岡県、愛知県)で4教室、関西圏 (大阪府)で1教室、中国圏 (広島県)で3教室でした。
164名の参加者があり、アンケートでは97%が楽しかったと答えており、今後も参加したいという回答も94%に達しております。
写真は2023年7月のプログラミング教室の様子と2024年2月の乾電池モーターの様子を撮りましたものです。
2023年4月
「くらりか」では、2022年度に株式会社リブネット様のご支援を受けた理科教室を、5教室開催しました。東京都で1教室、埼玉県で2教室、千葉県で2教室です。 ご支援いただいた教室には合計で105名が参加者しました。アンケートではその全員が「楽しかった」と答えております。 写真は左から順に2023年2月の「レモン電池」教室(東京都荒川区)、2022年10月の「スライム」教室(埼玉県和光市)、2022年12月の「ポンポン蒸気船」教室(千葉県浦安市)の様子です。
2023年3月
「くらりか」では2022年度に株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を、10教室を開催しました。首都圏 (神奈川県)で1教室、中部圏 (静岡県、愛知県)で3教室、関西圏 (兵庫県)で1教室、中国圏 (広島県)で5教室でした。212名の参加者があり、アンケートでは96%が楽しかったと答えており、今後も参加したいという回答も95%に達しております。
写真は2022年8月のオンライン教室と2022年9月の万華鏡を撮りましたものです。
2022年5月
第16回「科学教育の普及・啓発助成」御支援による“寺子屋方式理科教室の推進”活動概要
“くらりか”では2021年度は2020年度に引き続き“コロナ対策”を行い、主催者と連絡を密にとり、マスクの着用・フェイスシールドの着用・消毒用シートの準備や児童間の距離を取っての教室などに注意を払って開催しました。
東京応化科学技術振興財団からご支援を頂き、広島、大阪、愛知、肱岡、神奈川、東京、千葉、埼玉で22教室を開催し、312名の小学生・中学生が参加しました。
アンケートでは90%以上の児童・生徒が「楽しかった」、「わかり易い」や「また参加したい」と答えています。
「乾電池モータ」:静岡 「マグデブルグの半球」:埼玉 「ギシギシプロペラ」:神奈川
2022年5月
「くらりか」では、2021年度に株式会社リブネット様のご支援を受けた理科教室を、全国で12教室開催しました。
首都圏地区(東京都、埼玉県)で7教室、中部地区(岐阜県、愛知県、静岡県)で4教室、中国地区(広島県)で1教室です。
残念ながら新型コロナウィルスの影響で実施できなかった教室もありますが、一部はリモートも導入して開催しました。
ご支援教室には230名が参加者し、アンケートではその98%とほぼ全員「楽しかった」と答えております。
写真は左から順に2021年5月の「浮沈子」教室(神奈川県・リモート教室)、2021年11月の「カード型顕微鏡」教室(愛知県)、2021年12月の「コイルモーター」教室(広島県)の様子です。
2022年3月
「くらりか」では2021年度に株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言或いは まん延防止等重点措置発令の影響を受け、教室数が大幅に減少しましたなか、12教室を開催しました。
首都圏 (千葉県)で1教室、中部圏 (静岡県、愛知県、岐阜県)で5教室、関西圏 (兵庫県)で1教室、中国圏 (広島県、島根県)で5教室でした。
227名の参加者があり、アンケートでは99%とほぼ全員がが楽しかったと答えて おります。写真は2021年10月のプログラミング教室の様子を撮りましたものです。
2021月年3月
「くらりか」では2020年度に株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を、新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言で教室数が大幅に減少しましたなか、15教室開催しました。首都圏 (東京都、埼玉県)で6教室、中部圏 (静岡県、愛知県)で5教室、関西圏 (大阪府)で1教室、中国圏 (広島県)で3教室でした。302名の参加者があり、アンケートでは98%とほぼ全員がが楽しかったと答えております。
写真は2020年7月の「レモン電池」の様子、2020年12月の東京都台東区での「蓄電式風力発電」教室の様子と、2021年2月の静岡県沼津市での「浮沈子」教室の様子を撮りましたものです。
2021年1月
1月26日、東京都台東区教育委員会より「理科学習環境整備ボランティア」として蔵前小学校にて感謝状を頂きました。これは本来、台東区教育委員会の委員長より授与されるものとのことですが、コロナ禍の状況を踏まえ教室を実施している蔵前小学校の針谷校長より授与されました。入館にあたっては検温した上での授与でした。
2021年2月
2021年2月23日(祝)、大分市にある体験型こども科学館O-Labo の主催で「ガリレオの温度計」教室を開催しました。 新型コロナの影響を考慮してくらりかメンバーは現地には行かず、O-Laboの企画・運営を担当している㈱リブネット東京本社からZoomを使って説明や演示を行いました。 参加者はO-Laboで大型スクリーンを見ながら、現地スタッフの支援のもとに工作・実験を楽しみました。 Zoomの接続やパソコン、カメラ、マイク、大型モニター、スピーカーなどの設定・接続はリブネット担当者とO-Laboスタッフの間で調整していただきました。 「普通の教室と同じ」あるいは「やりやすい」との感想で多数でしたが、会場間でのやり取りに少し時間がかかるためか「やりにくい」と感じた参加者もいました。
大分O-laboの様子 東京会場での演示
2020月年9月
2020年9月6日 イオ・フレンドリークラブ主催のギシギシプロペラ教室が開催されました。新型コロ ナウイルス対策として3密を避けるためZoomを使い、講師はマンション内の集会室で説明演示し、参加児童は各家庭で保護者と共にパソコン画面を見ながら聴講し、事前配布された教材を使って工作を 楽しみました。イオ·フレンドリークラブメンバーによって、パソコン、カメラ、マイク・スピーカー、映像表示器などの企画、接続、操作が行われました。講師の演示が手元カメラをとおして拡大表示され、通常の教室よりも解り易かったという保護者の声もありました。
2020月年3月
2019年度もリンテック株式会社様のご支援を頂き、首都圏をはじめ静岡、関西、広島などで16教室を開催することができました。参加者は合計440名にのぼり、アンケートではそのうち98%が楽しかったと回答をしていただいております。写真は6月の杉並第二小学校でのギシギシプロペラの教室の様子です。
2020月年3月
「くらりか」では株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を2019年度に15教室開催しました。 首都圏 (東京都、神奈川県、千葉県)で5教室、中部圏
(静岡県、愛知県)で5教室、関西圏 (大阪府、兵庫県)で3教室、中国・九州圏 (広島県、宮崎県)で2教室でした。 381名の参加者があり、アンケートでは99%とほぼ全員がが楽しかったと答えております。
写真は2019年8月の神奈川県藤沢市での「ガリレオの温度計」教室の様子と、2019年9月の静岡県沼津市での「笛と音」教室の様子を撮りましたものです。
2019年8月
2019年8月21日、すずかけ台キャンパス内のものつくりセンター分館で、かながわサイエンスサマー2019の一環として、ポンポン蒸気船の教室を開催しました。111名の生徒が90名近くの保護者と共に参加し、牛乳パックなどの材料で船を作り、水槽に浮かべて蒸気の力で走行する模様を楽しみました。
2019年5月
2019年5月25日に東工大キャンパス内のものつくりセンターの1階で、ホームカミングデイ2019の一環としてマグデブルグの半球とコイルモーターの理科教室実験を開催しました。74名の生徒が60名近くの保護者と参加し、マグデブルグの半球で綱引きやペットボトルの吊り下げ、コイルモーターの工作や実験を楽しみました。
2019年4月
「くらりか」では株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を2018年度に14教室を開催しました。首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で7教室、くらりか静岡で2教室、くらりか関西(大阪、兵庫、島根)で3教室、中国(広島)で2教室でした。359名の参加者があり、アンケートでは96%とほぼ全員が楽しかったと答えております。写真は9月の埼玉県飯能市での「ポンポン蒸気船」教室の様子と、9月の静岡県沼津市での「笛と音」教室の冒頭の場面です。
2019年3月
2018年度もリンテック株式会社様のご支援をいただいて、日本各地16箇所、20教室を開くことができました。参加者は昨年同様535名に達しました。写真は今年2月に秋田市の飯島南小学校で開いた浮沈子教室の様子です。浮沈子の不思議な動きが浮力によることを楽しく学ぶことができました。
2018年8月
8月22日、東工大すずかけ台キャンパスで、「マグデブルグの半球」の教室を開催し、103名の生徒と69名の保護者が参加しました。2つのプリンカップを合わせて現代版の半球を作り、中の空気を抜くと、水を入れた500mLのペットボトルを吊るしても離れず、真空の凄さを経験しました。大気圧、真空について身近な事象で勉強しました。
2018年8月
8月7~9の3日間、上野の科学博物館のサイエンススクエアで、「笛と音」をテーマとした教室を開催しました。参加した生徒は延べ180名。牛乳パック、ペットボトルのキャップ、ストローなど身近な材料で笛を製作し、鳴らしてみて、音の性質について勉強しました。
2018年5月
5月26日(土)東京工業大学ホームカミングデイ 2018 で、光と電気の不思議をテーマに「偏光板万華鏡」と「活性炭電池」の2つの理科実験教室を開きました。当日は、保護者の方にも教室に参加いただきました。
2018年 5月
5月12日(土)すずかけ台キャンパスの20階の会議室で、「スライム」と「カード型顕微鏡」の教室を4回ずつ開催し、220名の生徒と保護者約160名が参加しました。当日のキャンパスは大学祭とオープンキャンパスも行われており、参加者は大学の内を色々と見学できたと思います。
2018年 4月
2017年度に引き続き、今年度もご支援をいただけることになりました。昨年度は関東を中心に16教室を開催し、500名以上の参加者がありました。教室終了後のアンケートでは「次の教室も参加したい」と97%の児童・生徒が答えてくれました。写真は8月に広島市で行った「レーウェンフークの顕微鏡」の教室(左)と、9月に東京で行った「レモン電池」教室(右)の様子です。
2018年 5月
「くらりか」では株式会社NTTデータ殿の支援を得ました理科教室を2017年度に15教室を開催しました。首都圏(東京、神奈川、埼玉、千葉)で8教室、くらりか静岡で1教室、くらりか関西(大阪、兵庫、島根)で4教室、中国・九州地区で2教室でした。374名の参加者がありました。アンケートでは98%とほぼ全員が楽しかったと答えております。写真は7月に東京都で行った「浮沈子」教室の様子(左)と、8月に島根県で行った「ペットボトルロケット」教室の状況(右)です。
2018年 3月
2017年度もリンテック株式会社様のご支援をいただくことができました。このご支援で、首都圏での14教室を筆頭に、関西地区で4教室、秋田、静岡でそれぞれ1教室ずつ、合わせて20教室を開催することができました。参加者は535名に達し、アンケートでは98%とほぼ全員がが楽しかったと答えてくれました。写真は7月に上尾市公民館で行った「マグデブルグの半球」の教室(左)と、12月に三島市の沢地小学校で行った「レモン電池」教室(右)の様子です。
2018年 3月7日
くらりかは3月7日に化学会館で開かれました表彰式で、他の2名の方々と共に化学コミュニケーション賞を受賞しました。表彰式の模様は化学工業日報3月9日に掲載されております。
審査委員長から「いずれも親しみやすく、且つ、ユニークなアプローチで化学の魅力を発信している」と評価されております。
2017年 11月13日
くらりか が一般社団法人 蔵前工業会の2017年度の蔵前特別賞を受賞しました。 寺子屋式出前理科教室を年間480教室、ボランティア180人規模で実施し、発足以来の参加小中学生が累計97000人に達したことが評価されました。
2017年 5月20日
5月20日(土)東京工業大学ホームカミングデイ2017で、くらりかは「ガラス玉顕微鏡」と「ギシギシプロペラ」の2つのテーマで工作実験教室を開きました。
2017年 5月13日
5月13日(土)東京工業大学すずかけ祭2017で、くらりかは「浮沈子」、「ギシギシプロペラ」、「音と笛」、「スライム」の4つのテーマで体験型理科教室を開きました。
2017年4月
「くらりか」では株式会社NTTデータ殿の支援を得た理科教室を2015年度と2016年度にそれぞれ15教室開催しました。両年度共首都圏 (東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)で9教室、中部圏
(静岡県)で4教室、関西圏(兵庫県)で2教室でした。
2016年10月9日(日)には、千葉市科学館「きぼーる」における千葉市科学フェスタに参加し、レーウェンフークの顕微鏡3教室を開催しました。
偶々2016年10月3日に東京工業大学の大隅良典栄誉教授がノーベル生理学・医学賞受賞が発表された直後でしたし、大隅良典栄誉教授が光学顕微鏡を通して誰よりも長く酵母細胞を見て、細胞自食作用(オートファジー)の仕組みを見出されたこともあって、顕微鏡に関する関心が高く、3教室共満席でした。
2017年3月
2016年度もリンテック株式会社様のご支援を頂き、首都圏を始め、静岡、山梨、島根などで19教室開催することが出来ました。参加者は合わせて350名に達し、アンケートではほぼ全員が楽しかったと回答してくれました。写真は10月に阿佐ヶ谷児童館で行った、ポンポン蒸気船教室での船を浮かべた水槽の様子です。牛乳パックで作った船に、アルミパイプで作ったエンジンを組み込んで、固形燃料に火をつけると、見事に船が進み、子供達も楽しんで大満足でした。
2016年5月25日
東京都教育委員会は平成27年度「理数授業特別プログラム(小・中学校)」の実践例をホームページに掲載しました。「目黒区の実施校事例」としてくらりかの教室が紹介されています。
2016年 5月21日
5月21日(土)東京工業大学ホームカミングデイ2016において、くらりかは「ガラス玉顕微鏡」と「コイルモーター」の2テーマで工作・実験教室を開催しました。
2016年3月
くらりかは、昨年度に続きリンテック株式会社様の支援を受けて2015年度も首都圏で14教室、静岡県で3教室、関西圏で2教室を実施しました。写真は2016年2月2日に富士市の富士第二小学校放で実施した「乾電池でモーターを作ろう」の教室風景です。エナメル線を3重に巻いたコイルと乾電池と磁石で、くるくると回り続けるモーターを作りました。工作の難しい部分もあって、最初は回らない子供もいましたが、くらりかメンバーの助けをかりて、最後は全員が回り、歓声が上がりました。
2015年11月
目黒区立の小・中学校を対象にした理数授業特別プログラムに、くらりかの理科実験工作教室が採用されました。今年度は、小学校10校(碑、鷹番、向原、中目黒、菅刈、烏森、月光原、駒場、東根、東山)、中学校2校(第十、第十一)で実施し、来年度も同程度の規模(27年度未実施校)での実施が想定されています。
2015年9月
9月19日(土)、20日(日)の同校恒例のキャンプ合宿において、くらりかは2日に亘り、162名の児童に対して、紙トンボ、レモン電池、ポンポン蒸気船の3教室を行いました。
2015年8月
公益財団法人 神奈川科学アカデミー:KAST(Kanagawa Academy of Science and Technology)による「研究者・技術者等学校派遣事業」に応募し、今年度実施65校の内、くらりかは8校、10教室を受託しています。
2015年 5月23日
5月23日(土)に開かれた東京工業大学ホームカミングデイ2015において、くらりかは「ギシギシプロペラ」と「笛と音」の2テーマで工作・実験教室を開催し、250名の参加者に対応しました。
2015年 3月27日
昨年度に引き続き関東地区で6個所8教室、静岡県で2個所5教室、関西地区で2個所2教室を開催しました。
特に静岡県の2小学校で授業時間に取り入れてもらい、富士宮市立東小学校の5年生の2クラスでは児童は浮沈子を作成して浮力や比重について勉強し、三島市立澤地小学校では5年生の2クラスでクリップモーターを作成し、児童は電気と磁気の基礎を勉強しました。
2015年 3月25日
くらりかは、昨年度に続きリンテック株式会社様の支援を受けて2014年度も首都圏で12教室
静岡県で1教室、関西圏で3教室を実施しました。
写真は2015年2月21日に大阪市北区の中津小学校放課後子供教室で実施した「模型グライダーを作ろう」教室で工作したグライダーを、体育館で飛ばしている様子です。 くらりかで事前に準備した部品を子供達が組み立て、体育館でゴムパチンコを使って飛行させました。最初は組み立てがうまくいかなかったり、飛ばし方が分からずにすぐに落ちてしまう子が多かったのですが、講師達が指導してほぼ全員がきれいに飛ぶようになりました。 この教室で飛行機がなぜ飛ぶのかというやや難しい原理も勉強しましたが、皆満足して帰って行きました。
、
2015年 3月 2日
くらりか教室の1テーマであるクリップモーターは、物理の基本原理の一つである電気と磁気の関係(電磁気学)を知る上で大切なテーマですが、工作の難しさから作ったモーターの回転成功率が低く、教室テーマとしての採用が少ない状況でした。
これに対し各地で改良が試みられていますが、千葉のメンバーが主体となって工作材料の見直し(電池(単3乾電池)、エナメル線(0.4mm、500mm)、電極材料(3号安全ピン)等、コイル巻とエナメル剥し治具の作成、簡易検査器具の作成等を行い、ほぼ100%の工作成功と共に教材コストの低減が実現出来る方法に改良しましたので紹介します。
この改良方法では所謂クリップは部品材料として使用しない工夫をした事と、学校の教科等で使われていて一般性がある“コイルモーター”という名称とし2014年に千葉市科学館での科学の祭典教室、神奈川科学技術アカデミー(KAST)平成26年度理科実験室1教室、琉球大学付属小学校3教室、東京横浜独逸学園2教室等10教室を開催、230人以上の生徒が参加しました。 参加した生徒のほぼ全員が“工作が難しかったけれど回って嬉しかった、電気と磁気の深い関係が判った“との感想を述べてくれました。
工作方法にはまだまだ改良の余地が多々有ると思っていますが、このテーマを通して子ども達が電磁気学の基本に触れて理科の楽しさ、奥深さを感じてくれる事を期待しています。
2014年 8月24日
くらりかは、横浜市都筑区で他のボランティア団体と合同で、「夏休み科学教室」を開催します。
テーマ:紙コップ万華鏡会
場 所:かけはし都筑(横浜市都筑区荏田東4-10-3)
日 時:8月24日(日)
第1回:14:10-15:20 第2回:15:30-16:40
定 員:30名/回
参加費:500円/教室
なお、他団体のテーマは
ひととゆめのネットワーク:スーパーボールロケット
つづき子どもクラブ:回る磁石
2014年 3月1日
2014年3月1日(土)に小田原市東タウンセンター・マロニエで、小田原じんだ組主催の「ポンポン蒸気船」教室が児童とその保護者が一緒に参加する親子教室として開催されました。くらりかは保護者へアプローチも重要と考えており、機会があれば今後も親子教室を実施していきたいと思っています。
参加児童が3歳から小学校6年生と年齢差がありましたが、親子が協力して、牛乳パックとアルミパイプでポンポン蒸気船を作りました。工作した船が水面を軽快に走り出すと、一緒になって歓声を上げていました。
工作とともに、理科の大切さ、生活に関連する水蒸気、ポンポン蒸気船が走る仕組み、水蒸気の利用等について学びました。 なお、当教室は、東京工業大学基金事業ーものつくり人材の裾野拡大ーの支援を受けた2013年度の最後の教室でした。当基金の支援により、首都圏9教室、岩手県釜石市4教室、静岡県1教室、関西地区1イベントを行うことができました。
2014年 2月21日
2013年度に、東芝機械(株)からの支援で実施したくらりか静岡の教室は、東部5市を中心に11教室に及びました。その内から2月に行った三島市立沢地小学校の様子を記します。
3年生2クラス43名の児童を対象に、学校希望の「磁石」をテーマとしました。また、くらりかメンバー6人が班別に付き、児童が行う工作等の個別指導を行いました。
磁石の不思議な現象や魅力的な点を説明し、また手製実験装置を用いて、現象を直接目視、体験してもらいました。仕上げは、児童一人一人に手巻きの電磁石を作らせ、タレビンの魚を釣り上げる釣り竿の工作でした。
児童は大いに満足した様子で、「大変楽しかった」「ぜひもう一度やりたい」というアンケートの最高評価を全員からいただきました。パーフェクトは3年間の活動でも初めてのことで、参加メンバー一同大いに元気づけられました。
また、校長先生も途中参観され「今日の子供は目つき、顔つきが違う、生き生きとしている」と大変喜ばれ、来年度もとの要望をいただきました
2014年 2月6日
千葉市立の小学校では、父兄や地域有志がコーディネートする、普通の授業とは一味違った手作りの「放課後子ども教室」を設けています。その中で千葉市教育委員会のアレンジで、今年度は合計10のくらりか教室が実施されました。
このうち市内の4教室が鬼怒川ゴム工業(株)の支援を受けましたが、その最後が2014年2月6日(木)の千葉市若葉区の千城台東小学校で行われた浮沈子教室でした。
写真はその一場面で、早々と金魚を沈ませた男子生徒と「あれ、もうできたの?」と驚く友達です。 この教室は1年生12名、2年生9名、4年生5名の低学年の縦割りクラスで、浮沈子の原理の理解度には差がありましたが、全員がペットボトルの中の金魚の浮きし沈みや、回転浮沈子のグルグル廻りに大きな歓声をあげました。
2014年 1月20日
2014年1月20日、京浜急行線の日の出町駅近くの東小学校コミュニテイハウスで、浮沈子の教室を東京応化科学技術振興財団のご支援のもと開催致しました。
魚型のタレビンで浮沈子を作製してペットボトルに入れ、ペットボトルを押すと浮沈子が沈み、緩めると浮き上がる不思議を参加者全員が体験しました。
浮き沈みを楽しんだあと、不沈子の浮き沈みの理由を勉強しました。更に円筒形のタレビンで回転浮沈子も工作しました。これは浮沈子が浮き沈みの過程で浮沈子が回転するものです。
この教室では19名の小学生に混じって県内の保育所の保母さんが参加していました。作った浮沈子を保育所に持ち帰り、早速子供達に演示したそうです。
なお東京応化科学技術振興財団のご支援により、2013 年度は首都圏で13教室、関西地区で2教室、静岡県で2教室開催致し、600名の子供達が参加しました。
2013年11月29日
くらりかは、引き続きリンテック(株)の支援を受けて2013年度も首都圏で11教室、静岡県で1教室、関西圏で3教室を実施しました。
写真は11月20日に杉並区西荻南3丁目の西荻南児童館で実施した「握るとモーターが回る不思議な電池を作ろう」教室で工作した活性炭電池とそれを握って児童が模様をつけた円盤を回している様子です。参加した24名の児童は、握るとモーターが回転しだす不思議さに歓声をあげ、握り方の強さで回転数が上がったり下がったりすることを確かめて喜んでいました。1年生主体の教室でしたので活性炭や炭の解説は行いましたが、電池の説明は省略しました。
2013年9月20日
(株)NTTデータからの支援を受け、2013年度も首都圏で6教室、関西地区で2教室、静岡県では2教室を実施しました。
その中から、9月20日に行った静岡県富士宮市立東小学校での理科教室の様子を記します。 東小学校では、5年生2クラス53名を対象に、理科の授業時間を2時限連続して使用し、浮沈子をテーマに講義と工作を行いました。
最初に、ペットボトルの中の浮沈子が浮いたり、沈んだり、回転したりするデモを行い、児童の興味を誘った後、金魚型浮沈子、回転浮沈子、ストロー浮沈子等の工作を行いました。
くらりかメンバーが4~5名の班を個別に指導することにより、児童全員が工作を完成し、浮沈子の浮き沈みを体験しました。また、浮沈子の説明を、講師が浮力の測定デモやアルキメデスの王冠の逸話等をまじえて分かり易く行いました。児童は目を輝かし、興味を持って聞いていました。授業では学習しない内容も一部含まれていましたが、授業後のアンケート結果では、理科教室は楽しかった、是非またやりたいとの高い評価結果でした。
2013年4月20日、21日
東日本大震災と大津波により大被害を受けた岩手県上閉伊郡大槌町のこどもクラブと大念寺でくらりか教室を開催しました。震災後の人口流出で大槌町では4つの小学校を1つに統合するまでになり、新たにプレハブ校舎を建てて再出発しています。 20日のこどもクラブの教室は参加者が少人数でしたが、レーフェンフークの顕微鏡で演じたレンズによる光の屈折を見た時は元気に感嘆の声を上げました。 翌日21日は大念寺での浮沈子の教室でした。当日は霙まじりの悪天候でしたが、みな保護者の車で来て元気に参加しました。教室の最中に住職の読経が聞こえ、まさに寺子屋の雰囲気でした。ここでもペットボトルを指で加圧すると浮沈子が下がり、加圧を緩めると上がる不思議さを十分楽しみました。
2013年 2月16、23日
公益財団法人日本科学技術振興機構が科学技術館で行っている「サイエンス友の会」のメンバーに対して、2013年2月13日、20日の午前、午後の計4回にわたり「浮沈子」を深く掘り下げた教室を実施しました。8種類の異なった浮沈子を工作し、あわせて浮力、パスカルの原理、圧力・体積・温度の関係など非常に奥深い浮沈子の動作や仕組みについて物理学の基本を学びました。
最後に、参加者全員が「浮沈子マイスター」の称号が入った修了証明をもらい、意気揚々と帰路につきました。
2013年 2月20日
2012年度に、東京工業大学基金事業ーものつくり人材の裾野拡大ーの支援を得て、東京都・神奈川県・千葉県・兵庫県など22教室を開催しました。
最後の教室として、2013年2月20日(水)に、大田区立出雲小学校の学童クラブであるフレンドリー出雲で「ギシギシプロペラ」を行いました。
1~3年生の児童24名が、割り箸にヤスリで溝をつけ、先端にフィルム製のプロペラを取り付ける工作を行い、竹串で溝をこすると振動でプロペラが回る実験を行いました。また、身の回りにある振動について学ぶとともに、糸電話や紙の皿回しを行い、さらにクラニド装置を使って砂の動きで膜の振動を観るという珍しい体験もしました。
全員が楽しく遊びながら、”振動”について馴染みを覚えたようです。
2013年 2月13日
2012年度、くらりかはリンテック(株)の支援を受け、首都圏で10箇所、神戸市で1箇所、静岡県富士宮市で1箇所、計12箇所の理科教室を開催しました。
その最後の教室を2013年2月13日(水)に東京都大田区田園調布二丁目児童館で行いました。テーマは「手投げグライダー」で、よく飛ぶグライダーを作って飛ばし、あわせて「あのジャンボ機が、何故、空中を飛べるのか?」を学びました。
寒い強風が吹いたため、室内の大部屋を使いましたが、参加児童は元気一杯走り回り上手に飛ばしました。飛行機には主翼、水平翼、垂直尾翼がありますが、どれが欠けても飛ばないことを示す実験を興味深く見つめていました。
理屈より実験が分かり易いですね。児童は大空への夢を膨らましたことでしょう。
2013年 1月23日
2012年度くらりかは、(株)NTTデータの支援を受けて首都圏、関西地区、静岡県の7個所で理科教室を開催しました。
その一環として、2013年1月23日(水)に、東京都大田区大森西児童館で「ペットボトル顕微鏡(レーフェンフークの顕微鏡)」教室を行いました。
小さいガラス玉をペットボトルのキャップに埋め込んで倍率170倍の顕微鏡を作り、染色した玉葱の薄皮の細胞、魚の鱗などを観察しました。 あわせて、水やレンズによる光の屈折を体験しました。
参加児童は玉葱の細胞等を熱心に観察しており、また、水面の全反射の実験には、教室後のアンケートに「光が水のところで反射してすごいなと思った」との感想があり、工作、実験をとおして、理科に対する興味を大いに喚起できたのではないかと考えています。
2013年 1月17日、18日
2012年1月の浮沈子教室に続いて、今年の1月17日と18日に小学3年生28人、4年生19人を対象に「レーウェンフークの顕微鏡」をテーマに理科教室をドイツ語で行いました。15分の休憩をはさんで45分×2=90分の教室でした。 レンズとしてのガラス球は2mmφのもののほかに3mmφのものも使用して、ガラス球の大きさの違いが倍率の違いになることを説明しました。資料としてストキング、玉葱に加えて魚の鱗も見てもらいました。 DSTYの生徒はとても真面目に、積極的に授業に参加しました。 くらりかとしては今後も「ふしぎ実験教室」の開催を継続実施していきたいと思います。
2012年 8月31日
くらりかは、東京応化科学技術振興財団から助成金をいただき、活動資金の一部としています。
その東京応化科学技術振興財団が「科学教育の普及・啓発助成」制度による成果を「ヤングサイエンス選書」シリーズとして刊行していますが、今般、くらりか活動が選書2として出版されました。
本のタイトルは、「ふしぎ不思議の理科教室 楽しくできる実験と工作」です。 いままで創り上げてきた21のテーマについて、工作・実験の内容とともに原理・法則や仕組みを分かり易く記述しました。 発行所は、東京書籍株式会社で、定価は、本体1,200円(税別)です。
なお、一部の小学校、中学校、高校には東京応化化学技術振興財団から寄贈されるとのことです。
2012年 1月25日、31日
1991年に東京の大森から横浜市都筑区に移設された東京横浜独逸学園(DSTY)は、1904年設立で100年以上の歴史をもつドイツ系児童生徒が学ぶ学校です。現在、幼稚園児から高校生まで約450人が学んでいます。
くらりかは、1月25日、31日の2日間、初めてのドイツ語による浮沈子教室をDSTYの小学3年生と4年生を対象に行いました。私共のドイツ語がどの程度通じるか心配でしたが、児童から積極的な質問や意見があったことと工作、実験に楽しそうに取り組んでいた様子を見て安心しました。また、DSTYも今回の教室を成功ととらえているようです。教室の様子をそのホームページに載せています。
http://www.dsty.ac.jp/grundschule/news/kurarika-naturwissenschaftliche-experimente-der-grundschule
2011年12月17日
くらりか関西は、JST主催の「科学・技術フェスタin京都〔京都国際会議場〕」に参加しました。 ミニ教室として、レモン電池、紙ヒコウキ、浮沈子、ギシギシプロペラ、化学ペンを順次行い、さらにポンポン蒸気船、ガリレオの温度計、熱気球、メリーゴーランドを展示しました。ブース来場者は100名を超えました。 熱気球は子供達だけでなく、JAXAの方も見学に来られ、大好評でした。会場のどこからも「くらりか」の文字が良く見えて大変な宣伝になったようでした。
2011年12月16日
くらりか静岡は、「乾電池モーター」教室を、三島市立澤地小学校で5年生を対象に行いました。エナメル銅線、磁石、電池、ゼムクリップ等を使用したクリップモーターを工作したうえ、電気の概念とクリップモーターの仕組みを演示器具や動画をつかって説明しました。
くらりかで最初のクリップモーター教室でしたが、参加児童はじめ学校関係者から好評でした。
2011年11月25日
くらりかは、「蔵前工業会」の鹿児島県支部の協力を得て、伊佐市立南永小学校で”浮沈子”教室を行いました。この教室の様子は、地元南日本新聞にも報道されました。 詳細は、「クロニクル」をご覧下さい。
2011年11月21日
(独)科学技術振興機構主催の”サイエンスアゴラ2011”が11月19日~20日に東京都江東区の日本科学未来館他を会場として開催されました。 くらりかは、“あっ捨てないで!それで理科遊びをしよう”をテーマとし、牛乳パック等を再利用した紙ホイッスルとストロンボーンの工作および音発生と聴覚のメカニズムの解説を通して人体の不思議さや能力の素晴らしさをアピールしました。 その結果、くらりかは、サイエンスアゴラ賞”楽しいサイエンス部門”を受賞するとともに、来場者人気投票で5位にランクインしました。 http://scienceagora.org/scienceagora/agora2011/award.html
2011年7月21日
くらりか静岡が、7月21日、富士宮市立西小学校で、学校関係者の協力を得て、3~6年生の各学年を対象とした”浮沈子”のデモ教室を行いました。 今回は時間の都合で説明と演示が中心でしたが、8月19日には、タレビンを使って工作・実験を行う予定です。
なお、今回の教室の様子は、地元岳南朝日新聞の7月22日(金)朝刊に掲載されました。また、今後、裾野市や三島市でも理科実験教室を予定しています。
2011年6月12日
くらりか千葉が、”青少年ための科学の祭典千葉大会”に参加し、活動を開始しました。 今後、千葉市科学フェスタ(10月開催)等に参加し、活動を広げていきます。
2010年12月24日
くらりか関西の第1回くらりか教室をJR高槻駅近くの高槻教室(私塾)で12月2日午後に開催しました。 塾のクリスマス会の場を借り、浮沈子をテーマに、未就学児、小学校低学年、小学校高学年の夫々を対象に3教室を実施しました。タレびん内水量の調整に苦労しましたが、参加者は皆楽しかったと答えてくれました。
2010年11月24日
東京工業大学の卒業生組織「蔵前工業会」の大阪支部と兵庫支部の有志が集まり、くらりか活動を関西地区で行い、広めるために、「くらりか関西」を立ち上げました。メンバーは現在8名です。
2010年10月24日
10月23日、24日に開催された東京工業大学の学園祭「工大祭」での桜花会の展示に、「くらりか」が支援・参加しました。テーマは「レモン電池」でした。 来場者は、高校生、大学生、保護者に連れられた小学生、大学の近隣の方々でした。事前準備や追加作製した約170名分の材料が2日目の午後3時には無くなりました。
特に、人間電池が好評のようでした。 当日のスナップ写真を提示します。
2010年8月2日
くらりかは、 7月30日~8月1日に開催された「青少年のための科学の祭典2010全国大会(場所:科学技術館)」に、電機・電子・情報通信産業経営者連盟の展示に協力し、参加しました。電経連ブースの展示テーマは「ペットボトル顕微鏡」です〔実験解説はここをクリック〕。 来場者は途切れることもなく、420名の児童、保護者、教師、科学館関係者等の参加がありました。
2010年 5月21日
「くらりか」は、 MAKE:Tokyo Meeting 05 に参加しメロディーの小箱の工作と、電気を見える化を展示します。
〔MAKE:Tokyo Meeting 05の開催概要〕
・日時: 2010年5月22日(土)、23日(日) ・会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス
・主催: 株式会社オライリー・ジャパン ・共催: 東京工業大学 他
〔「くらりか」展示テーマ:展示の詳細はここをクリック〕
■ メロディーの小箱を作って「子供の世界」を持ち歩こう ■ 音の波形を目でみてみよう
■ コンピュータで鉄道模型を動かそう ■ 手回し発電機で発電波形を見てみよう
■ マイコンで自動洗濯機を回してみよう ■ 各種、音と光の夢の小箱を展示
〔当日参加の皆様へ〕
メロディーの見える化で、子供の世界をオシロスコープで見ると、当然ながら、波形が流れるので、昨夜各ボタンを押すとドレミファソラシドの音階の音がそれぞれ出る回路をブレッドボードで作成致しました。オシロスコープでは、波形が止まって見えます。ただし、音の波形は矩形です。これで何とか、電気や音の見える化が達成できそうです。
周波数もテスタで測定できます。自分の演奏も記録し、再生できるので、案外こちらの方も遊べそうです。
2009年12月7日
2009年12月7日(火)~12月19日(土)に、東工大蔵前会館2階アートメディアルームで開催された「東工大関係の理科教育に関する活動紹介」にくらりかもパネル、工作物、教室演示機材の展示を行いました。
2009年11月13日
化学ペンをテーマとした「くらりか教室」を科学技術振興機構・地域の科学舎推進事業の御支援で、10月3日に東京工業大学ものつくり教育支援センターすずかけ台分館で開催しました。 化学ペン教室ではpH指示薬を絵の具として使用します。 例えば朝顔の塗り絵では花をフェノールフタレンで、葉をBTBと綿棒をペン(筆)として順次塗り、弱アルカリ性の重曹水を噴霧すると、瞬時に色が変わります。噴霧前無色の花の部分が赤桃色に変化するさまは化学の神秘性を体験する一瞬です。
2009年11月12日
レモン電池をテーマとした「くらりか教室」が、平成2009年度 神奈川県研究者・技術者等学校派遣事業の御支援で、8月3日に鎌倉市立稲村ケ崎小学校、
10月13日に平塚市立勝原小学校で開催されました。 レモン電池はボルタの電池の一種で、子供向け理科実験の本にも紹介されています。 今回はより平易に電池ができ、また出力の確認にも工夫を凝らしました。8つに輪切りしたレモン片の皮から銅釘と亜鉛メッキ釘を刺して3~4個直列に繋ぎました。
生徒達は4V前後の起電力を認した後、LEDを点灯させ、更に電卓に繋いで四則演算を行い、レモンが電池になることを体験しました。更に、胡瓜、タクアン、リンゴ、ソーセージ他も電池になることを確認しました。
2009年11月7日
田園調布学園で本年11月7日に東京都私立中学高等学校協会の研修会が開催されました。
くらりかは、2007年から同校中等部の学生を対象に理科教室を実施して実績から、同協会から要請されて、参加都内私立高校の物理教師
11名に対して、理科教室のデモストレーションを行いました。理数系教科研究会「物理実験研修会」という名目ですが、身近なもので理科の実験を行う事例を紹介する事が趣旨でした。
参加者は、ポンポン蒸気船と備長炭電池の工作と実験を行い、浮沈子、マグデブルグの半球、紙飛行機、ギシギシプロペラ、化学ぺンについては展示品で実演を行いました。はからずも、初のくらりかテーマ・オンパレードになりました。参加者および関係者から高い評価を頂きました。
2009年10月24日
公立中学校で、初の理科教室を行いました。学校行事である「文化フェステバル」の1企画として、希望者向けに教室を開催し、1年生10名、2年生13名、3年生10名計33名の参加がありました。 中学生向けとして、エネルギー問題、風の発生メカニズム、風車の基礎、電気の基礎を実験を交えながら解説し、風車発電セットの工作を行いました。 中学生の理科への関心や工作能力に期待をしましたが、やや力不足を感じました。中学生に対しても、実験を取り入れたこの種の取り組みの必要性を改めて認識しました。
2009年10月15日
くらりか会員は、独立行政法人科学技術振興機構(JST)の支援をいただき、各地で理科教室を行っています。 昨年度、JSTから、科学技術理解増進活動の一環としての科学技術専門放送「サイエンスチャンネル」の番組として、くらりか会員の活動を取り上げたい旨の依頼がありました。 2会場の教室、準備会、教材の調達、運営会議、インタビューと取材は多岐にわたりました。くらりか活動の真髄が盛り込まれた番組「定年バンザイ 生きがいは理科教室!」ができ、現在、放映されています。 〔現在は、放映されていません〕
2009年9月27日
理科教室には馴染みが薄いと思われていたボーイスカウトに対して理科教室を行いました。 横浜第116団の副長が東工大卒業生との縁で、理科の体験もボーイスカウト活動に活かせるのではないかとの思いで実現しました。ビーバー隊は小学2年生までが構成員であり、ボーイスカウトの責任者は飽きないか心配したようですが、「全員集中し、あっという間に2時間が経過した。」との感想がありました。来年も依頼したい旨の希望がありました。 主テーマは紙飛行機でしたが、浮沈子とマグデブルグデモ半球による綱引きの演示も行い、ビーバー隊員の関心を呼だようです。
2009年2月25日
くらりかの紙飛行機は昨年4月より、軽くて剛性を持たせるため、0.5mm厚のバルサ材とケント紙・和紙の複合材料を使用しています。 このような変更をした理由の一つは、特に低学年児童が工作時強く握るため、翼や胴体を曲げ調整を難しくするケースを防ぐためです。この変更により調整の難しい飛行機は大幅に減少しました。
しかし、主翼用バルサ材と和紙を貼るとき発生する反りによっては、特に矩形翼の場合、翼端で悪影響を及ぼす事もあります。翼端の影響を少なくし且つ飛行性能改善のため、工作的には難しくなりますが、楕円翼を採用する事としました。
主翼は組み合わせ楕円(前1/3、後2/3)、水平尾翼は完全楕円翼を採用し、昨年11月より3教室で実施し、所期の性能を発揮しました。添付写真を参照下さい。往年の名機スピリットファイヤーの勇姿をイメージ下さい。
2008年11月24日
東京都多摩市に開発・整備された多摩ニュータウンの中心部にある鶴牧・落合・南野コミュニティーセンター(通称トムハウス)で、トムハウス運営協議会との共催で、多摩地区で初めての「くらりか教室」を開催しました。
テーマは、「ポンポン蒸気船を作ってみよう」でした。あいにくの雨模様でしたが、軒下に設置した水槽に浮かべた自作のポンポン蒸気船が動くたびに、子供の歓声が響きました。